犬の警戒吠えの原因と対策について
「外から大きな物音がすると犬が吠えてしまう」
「チャイムの音がすると必ず犬が吠える…」
飼っている犬が日常的に吠えてしまうと近隣住民の目が気になってしまいますし、どうにかしてなおしたい!と思うものですよね。しかし、そのなおし方がわからずにそのままにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は犬の警戒吠えをテーマに、その原因や対策についてお届けしていきます。
犬が吠える理由
犬は外からの大きな音に吠えてしまうことがありますが、それは警戒や威嚇、恐怖などによって起こります。例えば、雷やチャイムの音、トラックなど大きな車による走行音などが挙げられます。チャイムの音が鳴れば誰かが入ってくるということを覚え、テリトリー内に入ってくることに不安を感じて吠えてしまうのです。
そして、吠えたことによって人が出ていった…というように学習を積み重ねることで、それが助長されてしまいます。たまたま来客の用事が済んで出ていったとしても、吠えることでこのように勘違いをしてしまうのです。チャイムが鳴らなくとも、人の気配を感じて配達員さんのバイクの音に反応してしまう子もいます。
警戒吠えの対策について
犬にはそれぞれ性格がありますから、中には臆病で警戒吠えが多くなってしまっている子もいます。そのような場合は、窓を開ける場所をまずは考えてみましょう。道路側に面した部屋など、外からの音が大きいところは窓をしめて、なるべく大きな音が部屋に入ってこないようにしましょう。また、普段からBGMを流しておくというのも一つの手です。些細な物音は聞こえにくくなり、外からの音が耳に届きにくくなる分、警戒吠えが減ることがあります。
もし、外からの音にどうしても反応してしまい困っている…という場合には、防音壁にしたり、防音性の高いカーテンに変えるなどして防音性能を高める工夫をすると良いでしょう。
生活環境に慣れさせる
特定の音に反応するという場合には、その音に慣らせてあげることで恐怖をなくさせるおことができます。例えば、チャイムの音に反応する場合には、その音を鳴らした後におやつをあげることで、音に対する警戒心を和らげることができます。
嬉しくて吠えてしまう
警戒吠えだけでなく、嬉しさから興奮してしまい吠えてしまうこともあります。喜んでくれる姿は嬉しいですが、それが頻繁ですと困ってしまいますよね。このような場合は、「ダメ」「ストップ」など決まった命令を出すようにしましょう。犬は言葉を覚える生き物ですので、その都度言い方を変えるのではなく、辞めてもらいたいときは「ストップ」と言う、など決まりを作りましょう。
まとめ
犬が吠える…と一口に言ってもその原因はさまざまであり、嬉しさから吠えることもあれば、警戒や不安によって吠えることもあります。もし、警戒や不安から吠えてしまう場合には、その警戒を解いてあげるようにしましょう。また、吠えないように防音を考えたりして、環境を整えるというのも対策になります。
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