ワンちゃん(犬) 2025.04.08

子供が生まれてから愛犬の粗相が増える原因や対処方法NEW

子供が生まれてから愛犬の粗相が増える原因や対処方法
「赤ちゃんが生まれてから、急に愛犬がトイレを失敗するようになった…」そんな悩みを抱える飼い主は意外と多くいます。これまで何年もトイレの失敗をしなかったのに、突然カーペットや布団の上で粗相をしてしまう。おしっこだけでなく、うんちを所かまわずしてしまうようになった…このような行動は、決して偶然ではありません。

犬は家族の変化にとても敏感です。特に赤ちゃんの誕生は、犬にとっても大きな「事件」と言えるほどの環境の変化をもたらします。生活リズムの変化、音やにおいの増加、飼い主の行動パターンの違いなど、犬の視点では「落ち着かない毎日」となってしまうことがあるのです。

今回は、子供が生まれてから愛犬の粗相が増える原因や対処方法をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

子供が生まれてから愛犬の粗相が増える原因

赤ちゃんが生まれると、夜泣きや授乳で生活のリズムが一変し、家の中がにぎやかになります。犬にとって、これまで静かで規則正しかった環境が急に不安定になることで、大きなストレスを感じるようになります。

また、飼い主が赤ちゃんの世話で手一杯になり、今までのようにかまってもらえないと、犬は「自分がないがしろにされている」と感じることがあります。とくに飼い主に強い愛着を持っている犬ほど、寂しさや不安を感じやすく、それが問題行動として現れることがあります。

粗相は、犬が自分の不満やストレスを「見える形」で表現する手段の一つです。ときには、あえて飼い主の目の前でおしっこをすることもありますが、これは「怒ってほしい」のではなく「気づいてほしい」「かまってほしい」というサインとも考えられます。

病気との見極めも大切

ただし、粗相が増えたからといってすべてをストレスのせいにしてしまうのは危険です。泌尿器系の病気や消化器の異常、ホルモンバランスの乱れなど、体の不調が原因でトイレの失敗が起こることもあるため、動物病院で健康チェックを受けることも大切です。

高齢犬であれば、加齢によって膀胱のコントロールがうまくいかなくなるケースもあります。粗相の場所やタイミング、頻度などを記録しておくと、診察時に役立ちます。

子供が生まれてから愛犬の粗相が増えた場合の対処法

もし健康に問題がないとわかったら、次は犬の心に目を向けてあげましょう。犬のストレスや不安をやわらげるためには、「自分はまだ大切にされている」と感じさせることが何よりも大切です。

まずは、毎日短時間でも犬だけに向き合う時間を作ること。たとえば、赤ちゃんが寝ている間に少しだけ遊ぶ、声をかけてなでる、目を見て「いい子だね」と話しかける。こうした小さなふれあいが、犬の心を落ち着かせます。

環境を再確認

また、トイレの場所を再確認し、失敗しづらい環境を整えるのも効果的です。赤ちゃん用のグッズや家具がトイレの導線を邪魔していないか、急な模様替えでトイレの場所が変わってしまっていないかなどを確認しましょう。

さらに、愛犬の居場所も見直してみましょう。赤ちゃんとは別に、犬が安心してくつろげるスペースを確保することで、精神的な安定につながります。犬が「ここは自分の場所だ」と思えるように、クッションやおもちゃを置いたり、においのついた毛布などを用意すると良いでしょう。

まとめ:子供が生まれてから愛犬の粗相が増える原因や対処方法

いかがでしたか?今回の内容としては、
・赤ちゃん誕生後、愛犬の粗相が増えるのはよくある現象
・環境の変化や注目の減少が犬にストレスを与える
・病気や加齢による原因がないかを確認することが重要
・日々の小さなふれあいで「大切にされている」と感じさせる
・犬の安心できる居場所を作り、トイレ環境も整える
以上の点が重要なポイントでした。子供が生まれてから愛犬の粗相が増えた…と感じる方は今回の内容を参考にしていただければと思います。

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