ワンちゃん(犬) 2024.12.03

おしっこからわかる犬の健康状態についてNEW

おしっこからわかる犬の健康状態について
愛犬の健康を守るためには、日々の観察が欠かせません。その中でも、おしっこの状態は犬の健康状態を把握する上で重要な情報を提供してくれます。おしっこの色、量、頻度、匂いなどの変化は、体内で何らかの問題が起きているサインかもしれません。

今回は、犬のおしっこからわかる健康状態をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

犬のおしっこの色からわかる健康状態

犬のおしっこの色は健康状態を知るための基本的な指標の一つです。早速、本題に入っていきましょう。

通常の色:淡い黄色

健康な犬のおしっこの色は淡い黄色から透明に近い色が理想的です。これは水分補給が十分で腎臓が正常に機能していることを示しています。

濃い黄色や茶色

濃い黄色や茶色のおしっこは、脱水症状や肝臓の問題を示している可能性があります。特に茶色がかったおしっこは、肝障害を疑う必要があります。

赤色やピンク色

おしっこが赤色やピンク色の場合、血尿が考えられます。これは尿路感染症、膀胱結石などが原因の可能性があります。早急に動物病院での診察が必要です。

透明すぎる場合

おしっこがほとんど透明である場合、犬が水を飲みすぎている、あるいは腎機能が低下している可能性があります。多飲多尿が続く場合は糖尿病や腎疾患の検査が必要です。

犬のおしっこの量と頻度からわかる健康状態

続いて、犬のおしっこの量と頻度からわかる健康状態について見ていきましょう。

おしっこの量が多い場合

多尿は腎不全や糖尿病、また、過度な水分摂取が原因である場合もあります。

おしっこの量が少ない場合

少尿や無尿は、尿路閉塞や脱水、重度の腎疾患が原因かもしれません。特にまったくおしっこが出ない場合は緊急性が高いです。

頻尿の場合

頻繁におしっこをする場合、膀胱炎や尿路感染症、ストレスが原因の可能性があります。排尿時に痛がる素振りがあれば特に注意が必要です。

おしっこの回数が減る場合

おしっこの回数が明らかに減少する場合、脱水や腎臓の問題を疑うべきです。また、膀胱内に尿が溜まりすぎると膀胱破裂の危険性もあります。

犬のおしっこの匂いからわかる健康状態

おしっこの匂いも犬の健康状態を示す重要な手がかりとなります。

通常の匂い

健康な犬のおしっこは、軽いアンモニア臭がある程度で強い匂いはしません。

異常に強いアンモニア臭

強いアンモニア臭がする場合、膀胱炎や尿路感染症が疑われます。

甘い匂い

おしっこが甘い匂いを放つ場合は、糖尿病の兆候である可能性があります。このような症状が見られた場合は、血糖値の検査を行うべきです。

腐敗臭

おしっこが腐ったような匂いをする場合、腎不全や感染症の進行が考えられます。早急な治療が必要です。

異常が見られた場合の対応

おしっこの異常が確認された場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。以下のポイントを押さえておくと診察がスムーズになります。

・おしっこの色、量、頻度、匂いについて具体的な情報をメモしておく
・おしっこサンプルを可能であれば持参する
・その他の症状(食欲不振、嘔吐、元気の低下など)があるか確認する

まとめ:おしっこからわかる犬の健康状態について

いかがでしたか?今回の内容としては、
・色:犬のおしっこは淡い黄色が正常。赤色や茶色の場合は注意が必要
・量と頻度:多尿や少尿、頻尿は疾患のサインの可能性
・匂い:甘い匂いや強いアンモニア臭は異常の兆候
以上の点が重要なポイントでした。異常が見られた場合は、早めに動物病院で診察を受けることが愛犬の健康を守る鍵となります。日頃から愛犬のおしっこの状態を観察し、少しの変化も見逃さないようにしましょう。

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