ワンちゃん(犬) 2020.09.03

犬に人間の食事を与えてもいいの?

飼い主さんの食事中に、愛犬がそれを欲する仕草が見られることがあるかと思います。 愛犬が欲しているのだから自分の食事を与えようと思う方もいらっしゃるかと思いますが、愛犬の身体に影響がないか心配になりますよね。 人間の食事を犬に与えてもよいのでしょうか? 今回の記事では、その点について解説していきます。

犬に人間の食事を与えてもよい?

人間の摂る食事を犬に与えてもよいのでしょうか? 実際犬に与えても何ら問題のないものも中にはありますが、基本的には「与えない」ことをおすすめします。 その理由をいくつかご紹介します。

理由1:犬に害をもたらす食材が存在するから

1つ目の理由は、「犬に害をもたらす食材が存在するから」です。 人間にとっては毒性のない食材でも、犬が摂取すると重篤な症状を引き起こすものも存在します。 例えば、ねぎ類やチョコレートはそれらに含まれる成分によって中毒症状が引き起こされます。 安易に人間の食事を与えると、このような事になりかねない為、極力犬に与えるのは避けるべきです。

理由2:塩分が大量に含まれているから

2つ目の理由は、「塩分が大量に含まれているから」です。 人間と犬とでは1日に摂取する塩分量は違います。 人間よりも犬の方が発汗量などの観点から1日に摂取すべき塩分量が低いといわれています。 ですから、犬に人間の食事を与えると塩分摂取量が多くなります。 過剰な塩分量を摂取し続けると心臓や腎臓に大きな負担がかかりかねません。 また、塩分の濃い人間の食事を与えるとそれがくせになってしまい、塩分の過剰摂取が続くという悪循環に陥る可能性もあります。

理由3:脂分や糖分も犬にとって過多であるから

3つ目の理由は、「脂分や糖分も犬にとって過多であるから」です。 塩分だけではなく、人間の食事は犬にとって脂分や糖分もかなり多いのが特徴です。 ですから、人間の食事を与え続けてしまうと肥満につながります。 肥満にかかるとさまざまな病気を発症しやすくなりますから、人間の食事を与え続けるのは避けなければなりません。

まとめ

いかがでしたか? 今回の記事では、「犬に人間の食事を与えてよいか」について解説しました。 人間にとっては何ら問題のないものでも、犬にとってみれば大きな影響をもたらすものも多いです。 また、人間の食事特有の濃い味付けがくせになり、それを日常的に愛犬が求めるようになってしまうことも考えられます。 以上から、人間の食事を愛犬に与えるのは極力差し控えるのがよいでしょう。

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