愛犬が膀胱炎にかかったらどうすればいい?犬の膀胱炎について解説
愛犬が排尿時に辛そうにしている・尿の出が悪い・排尿の回数が多いといった様子はありませんか? 実はその背後には「膀胱炎」が隠れているかもしれません。 そこで本記事では、「膀胱炎」の症状や治療法、そして予防法について解説していきます。 愛犬に膀胱炎が疑われる場合は、是非参考にしてください。
そもそも膀胱炎とはどんな病気?
そもそも膀胱炎とはどんな病気なのでしょうか? 膀胱という器官は、主に体内で生成された尿を一時的に溜めておく働きを担っています。 膀胱炎とはその膀胱に炎症が発生する病気で、炎症の原因としては細菌感染が主です。 その他に、膀胱に結石ができる・膀胱に腫瘍ができるといった要因で膀胱炎を発症することもあります。
主たる原因として細菌感染があると述べましたが、その細菌の感染ルートとしては次のようなことが考えられます。
1つは、とりわけメスにおいてですが尿道口と肛門が近接していることにより、便に含まれる細菌がそれを介して尿道へと侵入することがあげられます。
もう1つは、長毛種では毛に便が付着して、それによって尿道へと細菌が入り込むことが考えられます。
そのようなこともあり、細菌による膀胱炎を予防するには排便時においてしっかりと便を拭き取り肛門を清潔にしておくことが大切なのです。
膀胱炎の症状は?
続いて、膀胱炎の症状について解説していきます。 主たる症状としては、排尿時の痛みによって鳴くことがあげられます。 その他に、排尿回数が増加する、尿が出てくるまでに時間がかかるといったことも症状として現れることもあります。
また、膀胱炎に限らず腎臓などの器官に異常が見られたときによく出現する血尿も、この病気では症状として発現することもあるようです。
愛犬に膀胱炎が疑われる場合はどうしたらいい?
もしも上記で説明した症状が発現し膀胱炎が疑われるとき、どうしたらよいのでしょうか?それが疑われる場合は、すぐに動物病院を受診すべきです。
膀胱炎には先ほども述べたようにさまざまな原因が考えられるので、症状を悪化させないためにもすみやかな動物病院の受診が大切です。 膀胱炎の原因が細菌感染によるものだった場合は、抗生物質が処方されてそれを服用することになります。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、「膀胱炎」の症状や治療法そして予防法について解説しました。 膀胱炎の主たる原因は細菌感染ですが、それ以外の原因も考えられます。 症状を悪化させないためにもそれが疑われる場合は、すみやかに動物病院を受診しましょう。
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