犬の毛玉はなぜできる?原因・リスク・対策を紹介!
犬の毛玉は、毛の絡まりや結びつきによって形成される問題です。犬の毛は、日常の生活活動や毛の成長サイクルによって自然に抜け落ちますが、時には抜け落ちた毛が体内や皮膚表面で絡まり、毛玉となることがあります。
今回は、犬の毛玉の原因やリスク、対策をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
犬の毛玉の主な原因とは?
長毛の犬や毛の密度の高い犬種は、毛が絡まりやすく、毛玉もできやすい傾向があります。例えば、マルチーズやシーズー、プードルなどの犬種が該当します。
そして、不十分なブラッシングは、抜け落ちた毛を取り除かずに残し、毛玉の形成を促してしまいます。そのほか、湿気や汚れが毛に付着することによっても、毛が絡まりやすくなります。
一方、短毛の犬は毛が短いため、毛玉のリスクは比較的低いと言えます。しかし、短毛犬でも適切なブラッシングとケアを怠ると、毛玉ができる可能性がありますので注意しましょう。
犬の自己手入れ能力について
犬は自己で手入れを行う生き物ですが、毛玉予防には限定的な能力しかありません。特に長毛犬や高密度の毛を持つ犬種では、自己の手入れだけでは毛玉を完全に防ぐことは難しいでしょう。
そのため、飼い主の役割として、犬のブラッシングやコーミング(くしでとかす)を定期的に行うことが重要です。また、犬の毛の状態や皮膚の異常をチェックし、早期に対処することも大切です。
毛玉が引き起こす犬の健康上のリスクとは?
毛玉が形成されると、犬の健康に様々なリスクが生じる可能性があります。
<消化器系の問題>
毛玉が消化器系に詰まると、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢などの消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
<皮膚の問題>
毛玉が皮膚に圧迫をかけたり、引っ張ったりすると、皮膚の炎症や損傷が生じることがあります。
<行動の変化>
毛玉の存在により、犬は不快感や痛みを感じることがあります。その結果、イライラや、舐め続けるなどの異常な行動が見られる場合があります。
ブラッシングの重要性と毛玉対策について
犬の毛質や犬種に応じた定期的なブラッシングを行うことが重要です。ブラッシングは抜け毛や絡まった毛を取り除き、毛玉の形成を防ぎます。また、犬の毛質に合ったブラシを選ぶことも重要です。
注意点として、ブラッシングの際には犬の快適さと安全を考慮し、過度な力や刺激を与えないようにしましょう。また、ブラッシングの際に異常な皮膚状態や異物を発見した場合は、獣医師に相談することが重要です。
まとめ:犬の毛玉はなぜできる?原因・リスク・対策を紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・長毛の犬や毛の密度の高い犬種は、毛が絡まりやすく、毛玉もできやすい
・ブラッシングやコーミングを定期的に行うことが重要
・毛玉があることで、消化器系の問題や皮膚の問題につながるリスクがある
以上の点が重要なポイントでした。長毛の犬を飼ってらっしゃる方は特に、毛玉ができやすいので、今回ご紹介したように、定期的にブラッシングをしてあげましょう。
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