愛猫が震えるときはどうしたらいい?考えられる原因は?
人間が震えることがあるのと同じように、犬や猫も震えを起こすこともあります。 一過性による震えなら特に心配はいりませんが、震えの背景に重大な病が潜んでいることも中にはあります。 ですから、そのような危険な震えを察知して、早期に動物病院を受診するなどの対処を行いたいものです。
そこで本記事では、猫が震える原因をテーマにお届けしていきます。
どのような場合に猫は震えるの?
そもそも猫が震えるのはどのようなときなのでしょうか? 考えられる原因をいくつかご紹介します。
一過性の震え
まずは「一過性」の震えというのがあります。 この一過性にはさまざまなケースがあり、その中でよくあるのが「体温調節」と「緊張」です。 体温調節に関してですが、寒さが厳しい状況下で体温を一定に維持するために体を震えさせて熱を生み出すことがあります。
また、ストレスを感じていたり緊張していたりすると震えることもあります。 ただし、寒さによって猫は震えるということはほとんどありませんので、震え・痙攣が気になるようであれば病気を疑いましょう。
病的な震え
一過的な震えとは対照的に、病気が引き金となって体が震えることもあります。 震えの背後にある病気として低血糖・てんかん・脳腫瘍などがあります。
その他、内臓疾患による毒素の蓄積によって震えることもあるようです。 このような病的な震えを飼い主さんは見抜き、適切に対処することが大切です。
病的な震えの見分け方
ではどのようにして病的な震えを見抜いたらよいのでしょうか? 「震えの起こる頻度」や「震えの起こるタイミング」そして「震え以外の症状」など震えに関する情報を記録するとよいでしょう。 もし、一過性の震えである場合は震えの起こるタイミングに規則性があることが多いです。 例えば、気温や室温が低い状況下や、ストレスがあげられます。
また、このようなケースでは震え以外の症状がみられることは少ないです。 一方で病的な震えの場合では高頻度でそれが発生したり、震え以外の症状がみられることがあります。 愛猫の震えに関する情報を記録しておくと獣医師も診察しやすくなるので、そのような点においてもその情報をしっかり記録しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか? 本記事では、猫が震える原因をテーマにお届けしてきました。 病気が引き金となって震えを引き起こしていることもあるので、診断をスムーズに行うためにもそれに関する情報を記録しておくことが大切です。
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