猫のひげは何のためにある？猫のひげの役割について紹介！

猫のひげが猫にとって非常に役割を果たしていることを知っていますか？

猫の体から見れば猫のひげは細く小さなものですが、猫がひげを失うと生活にさまざまな悪い影響が現れてしまうのです。

今回の記事では猫のひげの役割をテーマにお届けしていきます。

猫のひげの役割

猫のひげをよく観察してみると、ひげは口の横だけでなく目の上・頬にも生えていることが分かります。

猫のひげは「触毛」と呼ばれ、非常に多くの神経が通っているために、少しの刺激でも敏感に察知できるのです。

猫のひげの役割は、次のようなものです。

バランスを保つ

猫はバランス感覚に優れた生き物で、平均台のような塀の上でもスタスタと歩くことができます。

しかし猫の視力は人間よりも良くありません。猫は微かに揺れる空気の変化などをひげで感じとり、平衡感覚を保っているのです。

自分の体が通るか確認する

猫は隙間や狭い場所もスムーズに移動可能ですが、ひげを使って自分の顔が通るかどうかを確認した上で進んでいます。ひげが当たらない場所であれば体も通れると判断するのです。

人間の目では猫は自由に動き回っているように見えますが、実際は用心深くひげを頼りに考えながら行動していると言えるでしょう。

目を守る

猫のひげはまぶたと繋がっており、顔の近くで何らかの刺激が発生した時は瞬時にまぶたが閉じられます。

これにより、目の怪我や目にゴミが入ることを予防できるでしょう。

食べ物や獲物を見つける

猫のひげは非常に繊細で、空気の微妙な振動から匂いまで感じ取ることができます。

そのため食べ物や獲物が近くにあるかどうかもひげで察知可能なのです。

猫のひげは切ったり抜いたりしないこと

ここまでで、猫のひげは猫にとっていかに重要なものであるかお分かりいただけたでしょう。

猫のひげは被毛よりも深いところに生えており、神経が通っているため抜こうとすれば強い痛みを与えてしまいます。

また、切ってしまうことで猫に必要な機能が低下してしまいますので、切ったり抜いたりといったことは絶対にしないようにしましょう。

まとめ：猫のひげは何のためにある？猫のひげの役割について紹介！

いかがでしたか？今回の内容としては、
・猫のひげには平衡感覚を保つ役割がある
・猫はひげを使って自分が通れるスペースがあるか確認する
・猫のひげは猫の目を保護している
・猫のひげは食べ物や獲物を察知する
以上の点が重要なポイントでした。猫のひげは猫が日常生活を送るために必要なものであり、猫のひげが伸びていても無理に切ったり抜いたりしてはいけません。特に猫のひげを引っ張ると、猫は非常に強い痛みを感じます。

また、飼い猫のひげが抜けてしまう時には何らかの病気にかかっている可能性があるため、病院に連れていきましょう。

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