野良猫を保護して飼う前に知っておくべきポイントを5つ紹介!
野良猫は警戒心が強く外で自由に生活を送ることに慣れているため、飼い猫として家に迎えることは簡単ではありません。
野良猫が室内飼育に慣れるには、今ある自分のテリトリーを捨てなくてはいけないのです。
この記事では野良猫を保護して飼う前に知っておくべきポイントを5つ紹介していきます。
野良猫を保護して飼う前に知っておくべきポイント
野良猫を保護して自宅に迎え入れるのであれば、次のようなポイントを把握してください。
1.保護時の状況を確認する
野良猫を保護しようと思った時には、近くに母猫がいないかなどを十分に確認しましょう。無理に親子を引き離すべきではありません。
また、人間の匂いがついた子猫を育児放棄してしまう母猫も存在するため、子猫を無闇に触ることは避けてください。
同時に、野良猫に飼い主がいないかも確認します。野良猫だと思って保護した猫が、飼い猫である可能性も考えられるのです。
迷子の猫を保護した時には最寄りの保健所や警察署に届け出が出ていないかを調べると良いでしょう。初めから人懐っこい・肥満気味の猫は飼い猫である可能性が高いです。
2.動物病院に連れて行く
野良猫は過酷な環境で暮らしていることから、ノミ・ダニはもちろん何らかのウイルスに感染している恐れがあります。
特に他の動物をすでに飼っているお家では、安全が確認できるまで隔離しておくべきでしょう。
3.嫌がることを無理矢理しない
野良猫はどうしても清潔を保てないことから、保護してすぐにお風呂に入れたくなってしまうものですが、ほとんどの猫はお風呂にストレスを感じてしまいます。
気になる時は体を拭いてあげる程度にして、いきなり嫌がることをするのはやめましょう。ノミやダニはシャンプーでも取りきれないものなので、動物病院で処方される駆除薬が有効です。猫が新しい環境になれたらお風呂を考え始めてください。
4.トイレのしつけは根気よく進める
野良猫は年齢に関係なくトイレのしつけが難しく、しばらくは粗相を繰り返してしまうものです。
落ち着きがない態度を見せたらトイレに促すなどのアプローチで、少しずつトイレに慣れさせましょう。
5.安心できる寝床を用意する
初めての場所でも安心して過ごせるスペースがあるだけで猫の心は落ち着きます。毛布やバスタオルを使って安心して眠れる場所を作りましょう。
特に子猫は自分で体温調整をするのが苦手なので、暖かい場所を用意してあげてください。
まとめ:野良猫を保護して飼う前に知っておくべきポイントを5つ紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・野良猫を保護する時には周囲の状況に注意する
・野良猫を保護したら動物病院に連れて行く
・野良猫が嫌がるのなら無理にお風呂に入れず安心の寝床を用意してあげる
・トイレトレーニングは根気よく進める
以上の点が重要なポイントでした。野良猫を保護する時に知っておくべきポイントを理解し、新しい環境に慣らしましょう。
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