猫に混合ワクチンは必要?3種混合ワクチンではどのような病気が予防できる?
「猫の混合ワクチンって何…?」
「猫の混合ワクチンって必要なのかな…?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?猫を飼うにあたって病気を未然に防ぐために、混合ワクチンについては必ず知らなければなりません。今回は、猫の混合ワクチンをテーマにお届けしていきます。
猫の混合ワクチンとは?猫に混合ワクチンは必要?
混合ワクチンとは、文字通り複数の病気に対するワクチンが混ざった注射であり、3種混合ワクチンでは、猫ウイルス性鼻気管炎・猫汎白血球減少症・猫カリシウイルス感染症を予防することができます。これらは、死亡する恐れのある感染症であり、命に関わる病気ですので、ワクチン接種は必要であると言えるでしょう。3種混合ワクチンは、室内で飼っている猫を含めすべての猫に摂取が推奨されています。また、3種混合ワクチンはコアワクチンとも呼ばれています。
猫の混合ワクチンの費用はどれぐらい?
3種混合ワクチンの値段は4千円~6千円程であり、3種混合ワクチンに「猫白血病ウイルス感染症」と、「猫クラミジア感染症」のワクチンを追加した5種混合ワクチンの値段は5千5百円~7千5百円程度となっています。
3種混合ワクチンで予防できる病気について
続いて、3種混合ワクチンで予防できる病気について見ていきましょう。
猫ウイルス性鼻気管炎とは?
猫ウイルス性鼻気管炎は、鼻水・結膜炎・くしゃみ・食欲不振・よだれといった症状を起こす病気で、発症してから3~4日で症状が激しくなり、その後1週間ほどで回復していきます。生まれたばかりの子猫では、全身感染や肺炎を引き起こしやすく、亡くなってしまうこともあるため、注意が必要な病気でもあります。
猫汎白血球減少症とは?
猫汎白血球減少症は、猫パルボウイルスに感染することで起こる病気で、腸の炎症や白血球の数が急激に減る、といった症状があらわれます。生後生まれてすぐの子猫では、脳や目に異常をきたしてしまうこともあります。
猫カリシウイルス感染症とは?
猫カリシウイルス感染症とは、猫カリシウイルスに感染することで起こる病気で、くしゃみ・結膜炎・鼻水・発熱・食欲不振・口腔内の潰瘍などの症状があらわれます。
混合ワクチンを接種するにあたって注意すること
混合ワクチンの注意点としては、
・健康なときに接種すること
・副反応がみられれば病院に相談
・ワクチン接種後は激しい遊びは避ける
以上が挙げられます。ワクチンは弱体化しているものの、病原体を入れるわけですので、健康なとき接種させ、接種後は安静に過ごさせましょう。
まとめ
混合ワクチンは、命に関わる病気を未然に防ぐことができるということがお分かりいただけたでしょう。猫と一緒に長く暮らしていくためにも、年に1回必ず予防接種するようにしましょう。また、接種にあたっては、今回の注意点を参考にしていただければと思います。
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