犬が留守番中に部屋をめちゃくちゃに荒らしてしまう理由と対策を紹介!
犬は忠実で愛らしい動物ですが、時折留守番中に部屋をめちゃくちゃにして、飼い主を困らせてしまうことがあります。どうにかして辞めさせたいと思っても、なぜそうしてしまうのかという理由を理解しなければ、この問題の解決は難しいでしょう。
そこで今回は、犬が留守番中に部屋をめちゃくちゃに荒らしてしまう理由と対策を紹介していきます。
犬が留守番中に部屋を荒らしてしまう理由とは?
犬が留守番中に部屋を荒らしてしまう行動にはさまざまな理由がありますが、主な要因は以下の通りです。
不安やストレス
犬は群れを求める社会的な動物であり、一人きりでいることに不安を感じることがあります。そして留守番中に飼い主がいないことで不安やストレスを感じ、それが部屋を荒らす原因となることがあります。
また、飼い主と離れる(分離)ことで不安を感じ、長時間にわたって吠え続けたり、物を破壊したり粗相をしたりといった問題行動をしてしまうことを分離不安障害と呼びます。
退屈・刺激不足
犬は運動などで刺激を求める生き物であり、誰もいない状況で退屈を感じ、遊び感覚で部屋を荒らしてしまうことも考えられます。いたずら心で部屋を荒らしてしまうのは、成犬よりも子犬に見られます。子犬が、ゴミ箱やティッシュ箱などを荒らしたりするのは、気になって遊びたくなってしまったという本能的な行動と言えるでしょう。
部屋の探索によるもの
犬は好奇心旺盛で、新しい匂いや興味深いものを見つけるために部屋を探検することがあります。食べ物の匂い、興味を引くオブジェクト、窓の外の刺激などが、犬を部屋のあちこちに動かす原因になることがあります。
犬の留守番中のイタズラ防止対策
続いて、留守番中のイタズラ防止対策について見ていきましょう。
犬にイタズラされたくないものは隠す
犬にイタズラされやすいものや、イタズラされたくないものは、犬の届かないところに置いておきましょう。また、ゴミ箱を荒らしてしまうという場合には、蓋つきのゴミ箱にすると、ニオイが減ってイタズラされる機会が少なくなるでしょう。
留守番させる前に散歩する・遊ぶ
留守番させる前に、散歩や遊びを通じて犬の運動不足を解消し、刺激を与えるのもイタズラ防止に役立ちます。
環境を整える
留守番中でも安心できる環境を整えるのも、イタズラ防止に役立ちます。
・お気に入りのおもちゃを用意する
・快適な寝床を用意する
・ケージを利用する
ケージに入れると逆に吠えてしまうという場合は、ケージに布をかぶせてあげると落ち着いてくれる子もいます。また、ケージのドアを閉められるのが、本当に嫌な子もいますので、その場合は開けた状態でその場所に居てもらえるように、寝床を整えたり、好きなおもちゃを入れたりといった工夫をすると良いでしょう。
ちなみに、ケージは広すぎても狭すぎてもリラックスできませんので、愛犬のサイズに合わせて購入するようにしましょう。
留守番の時間を徐々に伸ばす
犬にとって長時間の留守番はストレスを増やす可能性がありますので、徐々に留守番の時間を伸ばして慣れさせることが大切です。
まとめ:犬が留守番中に部屋をめちゃくちゃに荒らしてしまう理由と対策を紹介!
部屋を荒らす行動は犬の不安やストレスから生じることが多いため、飼い主の理解と適切なケアが必要です。犬の留守番でお困りの方は今回紹介した対策をお試しいただき、それでも改善が難しい場合は、トレーナー・専門家に相談すると良いでしょう。
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